フリーランスだと、自分で請求書や見積もりを作らなければなりませんよね。
メインの仕事をしながら、自分で作成するとなると、手間や時間がかかって大変ではないでしょうか。
そこで今回は、簡単・スピーディーに使える、請求書作成サービスをご紹介します。
ランサーズ等のクラウドソーシングを使っている場合は必要ないですが紹介のお客様などで直接契約している場合は請求書ツールが便利です。
請求書作成サービスを使うと簡単に必要書類が完成!
自分で一から請求書や見積もりを作成するとなると、エクセルなどでフォーマットを作る必要があります。
今は便利なもので、インターネット上にはすでに完成したテンプレートも多く存在しています。
しかし、多くのものは書類単体のもので、見積書から請求書や領収書に連携がされていないので、バラバラに作業をしなくてはなりません。
場合によっては現金用・振込用など数種類のフォーマットを作る必要があり、それだけで膨大な時間がかかってしまいます。
合わせて、売上データの集計や、データの集積管理ができれば会計処理の時間も大幅に減らすことができますよね。
請求書作成サービスであれば、フォーマットを作る必要もなく、すぐに請求書や見積もりを作成し、会計処理までラクにできます。
請求書作成サービスを使うことでミスを減らせて時短につながる
エクセルで請求書などを作成しているとミスが起こる可能性があります。
たとえば、
- 間違った数式のをコピーして使っていたのに気づかず半年間も安い金額で請求していた
- テンプレートをそのまま利用していたが数式がいつの間にか破損していた
- クライアントの会社名や担当者を間違って記載していた
会社と違ってWチェックしてくれる人がいないので結構気づかないものです。
考えただけでも冷や汗が出そうな、人為的ミスがおこってしまうかもしれません。
重大なクレームになってしまっては【時すでに遅し】ですよね。
請求書作成サービスであれば、一度入力したクライアント名や単価を記憶してくれて、何度も入力する必要がないため、ミスを減らして、簡単・スピーディーに作成が可能です。
また、請求書作成サービスによってはスマホアプリにも対応しているため、出先でパソコンが無い場合でもすぐに対応ができるようになります。
フリーランスにもおススメの請求書作成サービスはどれ?
請求書作成サービスを選ぶとき、どこを基準にするのかポイントをまとめました。
自分が使いやすいツールを選ぶためには、何を重視するか考えてみてください。
請求書作成サービスの使いやすさ
請求書を作成する際には、必要項目を記入していく必要があります。
どこに何を入力するのかわかりやすいものを選ぶとよいでしょう。
UIには好みがあるので、自分好みのツールを選ぶのが吉です。
請求書作成サービスの機能性
請求書作成サービスには、請求書を作成するだけではなく、会計処理と連動できるものがあります。
多機能のサービスを選べば、確定申告の際の収支入力も簡単に行うことができ、毎月の収支よりも簡単です。
自分の目的に合わせて、書類を作成するだけでいいのか、会計機能が必要なのかを選ぶとよいでしょう。
確定申告がだいぶ楽になるので、会計ソフトとの連動は僕的には必須ですね!
請求書の郵送代行はあるのか
ツールによっては書類作成後、郵送代行を行ってくれるサービスがあります。
事業によっては、書類の郵送が必要になることもあるでしょう。
印刷して、封筒に入れて、切手を貼って投函。。。
この時間がかかって大変な作業を代行してくれるのです。
もし郵送先が多いようであれば、郵送代行サービスが付帯しているツールを選ぶと、さらに時短になるでしょう。
僕のクライアントで郵送してくれってところは今のところないので、郵送は重要視していません。
おすすめ請求書作成サービス7選
ツール名 | 価格(月額) | 特徴 | スマホアプリ | 郵送代行 |
Misoca(ミソカ) | 無料(月5まで)プラン15:800円プラン100:3,000円 | 弥生が提供無料でも機能が充実 | 〇 | 有料版のみ〇 |
freee(フリー) | 30日間無料ミニマム:1,980円ベーシック:3,980円 | シェアNO1確定申告も可能初心者でも利用が簡単口座と同期できるメールチャットサポートあり | 〇 | 〇 |
マネーフォワードクラウド請求書 | 1か月無料パーソナルミニ:800円パーソナル:980円パーソナルプラス:2,980円 | 確定申告も一緒にできる書類作成制限なし多様な管理機能が充実 | 不可 | 〇 |
スマホで請求書 | 無料のみ | すべて無料で利用可能作れる書類は限られている | 〇 | × |
Jimuu(ジムー) | 未登録会員・会員:無料プレミアムプラン:500円 | スマホで簡単に利用可能。カスタマイズ性は低め | 〇 | 会員、プレミアムプラン〇 |
Square請求書 | 無料PlPlus:3,000円 | クレジットカード決済に対応英語の請求書が簡単に作成可能 | 〇 | 〇 |
MakeLeaps | 無料プラン個人プラン:500円法人プラン:800円 | 海外通貨に対応 | 不可 | 〇 |
Misoca(ミソカ)
弥生会計が提供している請求書作成サービスで、さまざまな会計ソフトと連携できます。
Misocaで、請求書・見積書を作成するに要する時間はたったの1分です。
郵送やメール、PDF発行もワンクリックで行うことができます。
無料のプランが用意されており、月に5通まで書類を作成ができます。
無料版では郵送代行を使えず、若干の利用制限がありますが、書類の作成が月5通までに収まるのであれば十分に利用できます。
5通以上利用するタイミングで有料版に切り替えても十分です。
自分の利用状況によって、無料か有料か選べるところがありがたいですね。
freee(フリー)
シェアNo.1の請求書作成サービス「freee」は請求書だけでなく、会計まで一元管理ができます。
請求書連携をすると、自動で売掛金と仕訳ができるので、確定申告のさいにも役立つことでしょう。
1番の特徴は、初心者でも簡単に利用がしやすい環境が整っているところです。
請求書のデザインはカスタマイズができるので、事業に応じた請求書を作成ができます。
また、毎月同じ請求書を自動発行ができるので、毎月の請求書作成業務が楽になりますね。
メールやチャットのサポートも整っており、誰でも簡単に利用ができます。
初回30日間の無料期間があるので、まずは使いやすさを体験してはいかがでしょうか。
マネーフォワードクラウド請求書
このツールは会計ソフトと自動で連携が可能です。
確定申告も簡単に行うことができます。
一度取引先を登録すれば、次回作成時に自動的に情報が入力されます。
品目も学習し、品目の入力補助や単価や数量を保管してくれるのです。
テンプレートもさまざまなデザインが用意されており、ご自身の好みに合った請求書を作成が可能です。
書類管理機能も充実しており、検索や機能やタグ設定ができるので、一括管理が非常に簡単になるでしょう。
スマホで請求書
このアプリのすごいところはスマホさえあれば、完全無料で使えるところです。
広告で運用しており、980円を支払えば、広告なしのフル画面で利用ができるようになります。
作成できるのは、請求書・納品書・見積書のみになるので、領収書などのほかの書類を作成したい場合には注意が必要です。
Jimuu(ジムー)
フリーランスや個人事業主のための請求書作成アプリです。
スマホで簡単に書類作成を行うことができます。
未登録会員でアプリだけの利用となると、郵送代行は利用できません。
会員になれば郵送代行が利用可能になりますが、作成できるのは、見積書と請求書の作成のみです。
注文書や領収書もあわせて作成したい場合や、データをクラウドに保存したい場合には、プレミアムプランに加入することをおすすめします。
Square請求書
無料版でも、書類作成数や送信数に上限がありませんので十分に利用が可能です。
テンプレートやフィールドのカスタマイズや、見積書を請求書に自動変換したい場合には有料版を利用すると良いでしょう。
クレジット決済に対応しているので、クライアントもスムーズにお支払いが可能です。
月額で決まった額を請求している場合、支払い方法をシステムに保存し、設定した日に自動請求ができます。
また、海外のお客様に対して、英語の請求書を作成が可能です。
言語設定を変更することで、簡単に作成ができるので、海外のお客様とお取引がある場合には非常に便利な機能です。
MakeLeaps
このツールは外貨とバイリンガルインターフェースに対応していることが特徴です。
多言語に対応しており、簡単に英語の請求書も作成が可能です。
海外企業と取引が多いのであれば、クライアントにも喜ばれることでしょう。
無料プランでは請求書・見積の作成のみで、取引先の上限は3社ですので、しっかり利用したい場合には有料版を利用する必要がありそうです。
請求書作成サービスまとめ
いかがでしたでしょうか。
請求書作成サービスといっても、機能や価格は違ってきます。
高機能のサービスを提供しているものもあれば、最低限の機能で低価格を実現しているサービスもあります。
自分にあったものを利用すれば、ミスを減らし、簡単・スピーディーに請求書や見積もりを作成ができます。
特にMisocaとfreeeは簡単でわかりやすく、利用を始めやすいためおすすめです。
特徴が異なり、どれを使っていいか迷ってしまいそうですが、無料期間や無料版があることが多いので、自分に合ったツールを探してみてください。