あのさ~!フリーランスのイメージってどんな感じ?
自由な人、好きなことを仕事にしている。
あとは楽しそうですかね?
まぁそういうイメージになるよね(笑)
俺もフリーランスになる前はそんなイメージだった。
フリーランスは会社員と違って場所や時間に縛られないからこそ、
しっかりと自分の中でのルールを決めておかないと、案件が取れない、依頼を打ち切られてしまう。
結果として収入が得られずフリーランスになるつもりがフリーター生活なんてことになりかねません。
えーっ!フリーランスとフリーターじゃ
大違いだよ〜。。
今回のテーマ
今回は、クラウドソーシングサービス「ランサーズ」で
ランサーズオブザイヤー2022を受賞した現役フリーランスが
働くうえでルール化している5つの心得をご紹介します。
ランサーズを利用していなくても、
副業フリーランスの方でも参考になるポイントですので
是非最後まで読んでみてください。
この記事は約5分で読めます!
フリーランスに必要な5つの心得
レスポンスはとにかく早く
私が一番大切にしていることは、レスポンスです。
メールやチャット、ランサーズのメッセージの返信が誰よりも早ければ、
それだけで競合のフリーランスよりも仕事ができる人という印象を与えることができます。
まだ私が駆け出しフリーランスで実績が全くなかった時代に
仕事をいただけたクライアントにこんなことを聞きました。
多くのフリーランスの中から今回選んでくれた理由を
差し支えなければ教えていただきたいです。
クライアントの回答
TAKAさんが一番、連絡が早かったので今回選ばせていただきました。
以前依頼したフリーランスの方は中々連絡が返ってこなくて大変だったので、
その点、TAKAさんなら安心して任せられると感じたからです。
誰でもできそうなことの一つなのですが、
意外とできていないフリーランスが多いです。
私はクライアント側としてもランサーズを活用するのですが、
実績数が多く、売り上げも高いランサーさんは間違いなくレスポンスが早いです。
どれだけ素敵なデザインが作れても、どれだけ素敵な文章が書けても
レスポンスが遅い人に良い仕事は回ってきません。
下記はランサーズで認定ランサーになる為の基準なのですが、
その一番最初に記載されている項目が「応答が早い」24時間以内のメッセージ返信率が80%以上という項目です。
これは恐らく、ランサーズ上で売上が高い人はレスポンスが早いというデータがあるからこその基準になっているはずです。
よく「実績がないフリーランスが案件取る方法を教えてください」という質問をいただきますが、
私は「とにかく1秒でも早く返信する」「レスポンスが一番大事」と伝えています。
そうは言っても忙しくてすぐ返せないことや、
よく考えて返答しなきゃいけないこともあるから無理じゃない?
そんな時は、「何時ころまでに回答させていただきます。」とか
「確認してからご連絡させていただきますので少々お時間ください。」
と一言入れておくだけで印象がだいぶ変わるよ!
そっか〜!
それならすぐに返せそう。
納期は余裕をもって伝える
やばい…明日納期だけど、このままじゃ終わらないかもクライアントに連絡しなきゃ!!
クライアント側も予定を組んでるんだから、そんなギリギリに伝えたら大迷惑だよ!
いつもこれくらいの納期だから間に合うと思ってたんだよ~!
こんな場面によく遭遇している方はフリーランスでも会社員でも要注意です。
納期は確実に終わるスケジュールで提示するのが基本です。
なぜなら予定納期よりも早く完成する分にはメリットしかないので、
わざわざギリギリの納期を伝える必要がありません。
でも…納期に余裕持ちすぎて、
「そんなに遅いなら他に頼むよ」って断られたりしないかな?
そんな時は、「何かあったときの為に長めに納期をいただいておりますが、
基本的にそこまでかからないことが多いです。」と伝えれば大体はOKだよ!
とはいえ、どれだけ長めに設定していても諸事情でどうしても
納期に間に合わないということはあるかもしれません。
そんな時は、1秒でも早く、クライアントに連絡し、納期の再設定をお願いするようにしましょう。
その他にもクライアントからの連絡待ちや、提供資料待ちなどで納期が押す場合があります。
そういった想定できる範囲の物は契約段階で明記しておくことも大切です。
下記の様な場合は納期を変更させていただく場合がございますので予めご了承くださいませ。
・必要資料を期日までにいただけなかった場合
・貴社側での進捗確認にお時間を要した場合など
クライアント主導ではなく、自分主導で案件を進める
あれ?今日は仕事忙しくないの?
それが、クライアントの連絡待ちで案件が進まないんだよね…
なんか催促するのも悪い気がして…
そんな時は催促じゃなくてリマインドですって伝えるといいよ!
リマインド?それは催促とは違うの?
「○○の件、その後どうでしょうか?」よりも
「○○の件のリマインドになります。○日までにご返信いただけますと助かります!」
の方がクライアントから「すいません」じゃなくて
「リマインドありがとうございます。」と感謝されるからだいぶ印象が違うよ!
同じ内容を伝えて感謝されるなら言いやすいね!
クライアントは基本的に自分の思い通りに行動してくれると思ってはいけません。
人間なので依頼したことを忘れるなんてことは多々あります。
そんな時に有効なのが催促ではなくリマインドです。
必要資料を○月○日までにお願いします。
5日前と前日にリマインドも入れさせていただきますのでご安心ください。
と一言伝えておくだけで「催促」が「リマインド」に代わり
仕事をしっかりと管理してくれる人と感謝され、
自分の仕事の進行が遅れない。
まさに一石二鳥の方法です。
スケジュール管理ツール、営業管理ツールやカレンダーツール等も必ずリマインド機能がついています。
それだけ人間は忘れる生き物なのです。
リマインドすることを忘れないようにリマインドすることが大切ですね(笑)
ポイント
クライアント主導で案件の進捗状況が変わらないようにしっかりとコントロールしつつ、
感謝される工夫ができる人はクライアントからの信頼も大きくなります。
自分の時給を上げる工夫や投資を惜しまない
フリーランスのほとんどは時給制ではなく成果物に対して報酬を頂くケースが多いです。
その為、1万円の仕事に10時間かけたら時給換算すると1,000円です。
でもその時間を2時間に短縮できれば時給は5000円になります。
また1万の仕事を5000円で外注すれば、依頼するまでの時間が1時間かかったとしても時給は5000円になります。
時給に換算すると改めて効率化って大事だなって思う!
ポイント
1時間あたりの収入を増やすために仕事用のモニターやPCのスペックアップに費用を投じたとしても、
時給1000円が時給2000円、時給5000円とアップするのであればすぐに回収できます。
他の人で同じ結果になる部分の仕事であれば外注してしまうのも一つの手で
自分の時間を使わず効率よく利益を出すことができます。
まだフリーランスになったばかりだから、そこまで投資はできないな。。
動きが悪いパソコンのせいで1時間で終わる作業が3時間かかっていたら、
むしろマイナスでしかないよ。
今はハイスペックなパソコンでも安価に購入できるもの増えているよ!
私もハイスペックなPCやサブモニターなどを購入したのは売上がある程度安定してからでした。
設備投資してから売上が倍以上伸びたので、もっと早くから投資しておけばよかったと後悔しています。
皆さんにはそういった経験をしてほしくないので、労働時間を短縮できるものには迷わず投資をしましょう。
パソコンやモニターは業務効率化に関わるから、
迷わず投資してみようかな!
謝罪は時間との勝負!ミスをしたらすぐに謝りましょう
ヤバいよ~!ヤバいよ~!
間違えてデータ消しちゃったよ。
なんとかバレないうちに復元できないかな…?
それは、いち早くクライアントに連絡したほうがいいよ!
でも、復元できたらバレることもないし、怒られなくて済むよ。
正直な謝った上で復元できればいいじゃない。
黙ったままで復元できなかったら、信用も失うよ。
それに謝罪は早ければ早いほど、対処できることが多いし、
相手の怒りも小さくなりやすいよ!
謝罪の基本は迅速かつ誠意をしますことです。
人間が仕事をしているので、ミスはどうしても起きてしまいます。
自分に非があるのであれば、下手な言い訳などはせずに誠心誠意、謝罪しましょう。
相手は時間が経てばたつほど、不信感が募り不機嫌になります。
謝罪は時間を置かずに迅速に行うことが大切です。
その際に「でも」や「しかし」などは絶対に禁句です。
さらに必ず「原因は何だったのか?」「再発防止の為の対策をどうするか?」を伝えるようにしましょう。それが聞けていればクライアントからの信頼を大きく損なうことは少ないはずです。
「原因説明」が「いいわけ」にならないようにしっかりと言葉を選んで伝えるようにしましょう。
申し訳ございません。誤ってデータを削除してしまいました…
クライアントの回答
それなら昨晩バックアップをとっているので、その状態までなら復元できますよ。
ありがとうございます。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
再発防止の為に今後は作業前にバックアップを取るようにします。
クライアントの回答
そうしていただける我々としても安心です。
スピード感をもって対応することで
「ミスをしても迅速に対応してくれる人」という信頼を得れる場合もありますので、
「謝罪は時間との勝負」ということを意識することはとても大切。
もちろん、一番はミスをしないことですけどね!
一人で仕事をしてるとダブルチェックが疎かになりがちだから、
ミスはよく発生しちゃうかも。スピード感だけでも大事にしよう!
フリーランスの5つの心得 まとめ
今回はフリーランスとして必要な5つなルールを紹介しました!
どれもとても大切なことばかりだね。
出来ていない人も多いから、
このルールを守るだけでフリーランスとして成功する確率はぐ~んと上がると思うよ!
今日のまとめ
守るつべきルールは5つ!
- レスポンスは早く!
- 納期は余裕をもつ!
- 納期は余裕をもつ!
- 自分主導で案件を進める!
- 効率化の投資は惜しまない!
- 謝罪は誠意を持って迅速に!
他にも大切なことは沢山ありますが、
先ずはこの5つだけは守ると決めて行動してみるのはいかがでしょうか?
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